パーマや白髪染めではげるって本当?

ヘアサロンに行って、新しいヘアスタイルにしたり、さっぱりした気分になると、気持ちも上がって元気になれます。しかし、気になるのはパーマやカラーリングによる髪のダメージ。実際にはどんな影響があるのでしょうか?

パーマと髪のメカニズム

髪の主な成分はたんぱく質で、その多くを占めているケラチンは18種類のアミノ酸でできています。
このアミノ酸のなかで、多く含まれているのがL-シスチン(シスチン)です。

このL-シスチンシステインが2個結びついたもので、切ったり付けたりすることができるのです。パーマは、このL-シスチンの性質を利用しています。

刺激のあるパーマ剤ではげない?

図:パーマがかかるメカニズム

パーマをかけているとき、目がショボショボしたり、ツンとしたにおいが気になったことはありませんか?

パーマ剤の刺激で頭皮がヒリヒリ痛かったり、強く髪を巻かれて引っ張られている時に痛かったりすると、つい「はげない? 」「大丈夫? 」と心配になるものです。

パーマの多くは、2種類のパーマ剤を使っています。1剤は還元剤と呼ばれるもので、表面のキューティクルを開いて、 L-シスチンの結合を切っていきます。

2剤は酸化剤で、1剤で切ったL-シスチンを再び結び付ける役目をもっています。このとき、髪はロットで巻かれているので、L-シスチンはウェーブした状態で固まり、髪が波打つようになるのです。

白髪染めやヘアカラーの
メカニズム

白髪染めやヘアカラーなど染毛剤の多くは、パーマと同じようにキューティクルを無理矢理開いて、髪の内部にあるコルテックスに染料成分を浸透させて染め上げる方法です。

髪が傷まない白髪染めもある?

白髪染めやヘアカラーのなかには、ヘアマニキュアやヘアスプレーのように表面だけを染めて、髪へのダメージをできるだけ最小限にする方法もあります。

髪にはやさしいですが、その分染めた色が長持ちしなかったり、シャンプーで落ちてしまう、というデメリットがあります。

パーマや白髪染めで
はげるといわれる理由

このように、パーマをはじめ白髪染めやヘアカラーの多くは、キューティクルや髪の内部にダメージを与えます。しかも、髪は自ら修復する機能がないので、一度傷めた髪は元に戻りません。

髪がダメージを受けると髪の構造がもろくなるため、シャンプーのときに内部にあるたんぱく質やうるおいが流出しやすくなります。その結果、髪の内部に空洞ができて、スカスカ状態に。

弱った髪は切れ毛やボリューム不足につながり、結果として薄くなっているように見えてしまいます。
また、うるおい不足でゴワついた髪を力任せにブラッシングして引っ張ると、頭皮がダメージを受けて抜け毛を招いてしまうのです。

頭皮がダメージを受けるとはげるリスクが大

パーマや白髪染めが、直接はげる原因になることは少ないですが、ダメージが頭皮にまで及んだ場合は別。パーマ剤や染毛剤によって、頭皮がかぶれたり赤く腫れたりとダメージを負ったときは、はげるリスクが高くなります。

白髪染めをするときは頭皮に付けないように注意

例えば、自分で白髪染めをするとき、染毛剤を髪だけに塗っていますか? 根元までしっかり染めようと思うあまり、頭皮にまで塗っていたら要注意。その行為が、はげる原因をつくっているかもしれません。

髪を守って
はげを防ぐためのお手入れ

パーマや白髪染めをした後は、髪はいつも以上にデリケートな状態です。自宅でのケアで大切なのは、頭皮や髪にさらなるダメージを与えないようにすること。

「髪型が気に入らない」「仕上がりがイマイチ」といって、パーマや白髪染めを頻繁に行わないように…くれぐれもご注意ください。

髪を守るためにできること

  • パーマや白髪染めをした当日は、シャンプーやドライヤーを控える
  • いつも以上にやさしいシャンプーを心がける
  • トリートメントやヘアオイルで髪をコーティングする
  • パーマや白髪染めは間隔を空けたり、ダメージが大きいときは控える

新しい髪の質を上げる根本からの美容ケア

髪を取り巻くダメージと聞くと、ヘアケアなど外側からのケアばかりに意識が向きがちです。しかし、一度ダメージを受けた髪は元に戻らないため、新しく生えてくる髪について考えることも大切です。

そこで、外からのケアにプラスオンして、根本からの美容ケアを。健康的で質の高い髪を育てるためには、バランスの取れた食生活で髪や地肌の栄養をサポートしましょう。

難しい場合は、女性にうれしい高品質サプリなどの力を借りるのもひとつの方法。 “3monthsチャレンジ”で飲むビューティーケアをはじめるのもおすすめです。