髪の土台をつくる頭皮環境と頭皮ケア

健やかな髪を育てるためには、その土台となる頭皮環境が大切、ということは多くの女性がご存知のことと思います。でも、頭皮にトラブルを抱えている人も多いのでは? そこで、健康的な頭皮を目指すためのポイントをご紹介します。

頭皮環境を左右する血行

図:毛幹 毛根 毛母細胞 毛乳頭

髪の毛は、頭皮から出ている部分の毛幹と、頭皮のなかに潜んでいる毛根に分けられます。普段髪と呼んでいるのは毛幹で、Kami活に大切なのは毛根です。

毛根の底には、髪の製造工場といえる毛球があります。ここには髪の赤ちゃん細胞の毛母細胞が眠っていて、毛細血管から運ばれてきた酸素や栄養を毛乳頭がキャッチ。毛母細胞は酸素や栄養によって細胞分裂を繰り返しながら、やがて髪として成長していきます。

血行が悪い頭皮の状態では…?

からだの冷えは頭皮の血行も悪くなっています

頭皮の血行が悪くなると細胞分裂するための酸素や栄養が少なくなるため、髪の成長が遅れたり、抜け毛などのトラブルを招いてしまいます。

健康的な髪を育むためには、血液の流れがスムーズに整っていることが大切なのです。

頭皮は肌と同じメカニズム

図:頭皮 表皮

頭皮も肌の一部です。そのため、ほかの肌と同じメカニズムで、常にターンオーバーのサイクル(生まれ変わり)を繰り返しています。

基底層でつくられた肌細胞は、形を変えながら押し上げられ、2~4週間程で角質層に届きます。さらに押し上げられた古い角質はアカとなって、自然にはがれていきます。頭皮の角質層からはがれ落ちた大きな古い角質こそが、フケの正体です。

押さえておきたい
頭皮ケアのポイント

健康的な頭皮環境は、水分と皮脂などの油分のバランスが保たれている状態です。皮脂の分泌が多いと頭皮がベタつきやすくなるため、しっかり洗うことが大切ですが、頭皮が乾燥している場合は洗いすぎに注意しなければなりません。

また、頭皮が乾燥すると、からだの防御反応で皮脂の分泌が盛んになる場合もあるため、自分の肌タイプが脂性肌か乾燥肌かを知っておくと、洗い方の目安になります。

頭皮はなぜ臭い?べたつきを防ぐための頭皮ケア

頭皮は、からだの中で皮脂や汗の量が多く、とても汚れやすいパーツです。

汗と皮脂は混ざり合って、頭皮の乾燥を防ぐクリームのような働きをしますが、ほこりで汚れたり、酸化によって頭皮の刺激になることもあります。

そこで、皮脂によるべたつきを防ぐ頭皮ケアの基本は、シャンプーで清潔にしておくことが大切。頭皮に汚れが残っていると、菌が繁殖してにおいの原因になります。また、かゆみやフケ、炎症の原因にもつながってしまいます。

頭皮も保湿が大切!乾燥を防ぐための頭皮ケア

汚れやすいといっても、頭皮の洗いすぎは必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥を招きやすくなってしまうので要注意です。頭皮の乾燥も、フケやかゆみの原因になります。

さらに、乾燥は肌を硬くさせ、ターンオーバーが滞り毛穴をつまらせる要因に。紫外線など外からの刺激も受けやすくなるため、本来もっている肌力を発揮できません。古い角質で毛穴がふさがれると、髪の成長を妨げ、抜け毛などのトラブルを招いてしまいます。

頭皮が乾燥しやすい人は、毎日のシャンプーを見直してみることも大切です。

頭皮の乾燥を防ぐための
シャンプー方法

  • 洗いすぎない
  • 洗浄力の強いシャンプーを避ける
  • ゴシゴシ洗わない
  • マッサージなどで血行を高める
  • 頭皮用の保湿アイテムを活用する

柔らかくしなやかに
~女性のためのスカルプケア

頭皮の血行を高めるマッサージ

頭皮の血行促進やターンオーバーを整える方法としておすすめなのが、マッサージなどを取り入れたスカルプケア。

実は、頭の筋肉は自分が思っている以上にコリやすいもの。マッサージは頭をスッキリさせたいときや、眠れないときにも効果的です。

また、スカルプケアは健康的な頭皮と髪におすすめなのはもちろん、顔のくすみ対策やたるみ対策にもプラス。マッサージで頭皮を柔らかくしなやかに整えることで、顔の血流もアップ。エイジングケアとしても期待できそうです。

朝晩のスキンケアを頑張っているのと同じように、頭皮ケアも習慣づけて、根本からの美容ケアを行っていきましょう。

※ 年齢に応じたケアのこと

土台の頭皮も食事でしっかり栄養補給

シャンプーや頭皮マッサージなど外からのケアにプラスオンしたいのが、食事による内側からのケアです。

頭皮は作物づくりでいえば畑の役割。髪にしっかり栄養を届けるためにも、地肌の栄養をサポートすることが大切です。

毎日栄養バランスのとれた食事を摂ることが理想的ですが、難しい場合は女性にうれしい高品質サプリで補うこともおすすめです。